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ことわる

どうしても手に負えない子供がいました。

クラスにはきちんと来るけれど、ただ遊びに来るだけ。 レッスン中に出たり入ったり、食べたり飲んだり、騒ぐ、歌う、文句を言う。
いくら怒っても効果はなく、一生懸命練習したい子達が練習できない状態。

これは、親にきちんと報告し、態度を改めないのならやめてもらうしかないと思いました。

ドイツ人の他の先生方にもお聞きしたのですが、そろって、

「クラスの邪魔になる子はすぐにやめさせればいい」

と、即答でした。 

私としては、どうにか態度を改めさせたいと思って相談したのですが、そういう風に情が出るのはやはり、日本人だからなのでしょうか?

このままではクラスが悪くなるばかりなので、意を決して親に電話を入れたのですが、その電話中でさえ、

「こんなに悪いけれど、こんないいところもある。 あの時はこんないい顔をしたな。」

などと、その子のよい部分がたくさん思い出され、胸が痛みました。

その子にこだわりすぎて、クラスすべてがグラつく、それでもその子をなんとか変えたいと思うのが正しいのか。

他に残された子達のことを考えて、どうしてもクラスの邪魔をしてしまうその子をやめさせるのが正しいのか。

苦しい選択でした。

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コメント

こんにちは。acbeです。
先生というお仕事、ほんとに大変ですよね。
特に生徒がお子さんとなると、割り切って見放していいものかどうか。。
これが、日本人の感覚なんでしょうか。

でも、他の生徒さんが練習できないくらいななんですから、心を鬼にしてもいいことだとも思いますし。
苦しい選択でしたでしょうが、適切な選択肢のひとつだと思っていいんじゃないでしょうか。

mihana先生のブログですが、私のブログにリンクさせていただいてもいいですか?

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acbeさん☆

こんにちは! 遊びに来てくれたんですねっ! うれしいです♪
acbeさんのブログを偶然見つけてから、毎日楽しみに読ませていただいています。 是非是非、リンクお願いしま~す。

このやめてもらった子供のことでずいぶん考え、その間にたくさんの生徒が「このクラスでは全く練習できないよ・・」といってやめて行きました。この子のこと、ば・か・り、考えていた自分に「ハッ!」と気づいたんですよね。 その子とその子の親にはっきりと現状を伝え、やめてもらいます、と言えなかった自分は、ただ気が弱かっただけで、先生としてはだめだったなと反省しています。 よい勉強をしました(笑) こういうことも、よい勉強をさせてもらった!と思えば、私のブログのテーマどおり、「平凡の中に見つけた小さな幸せ、宝」だといえますね! がんばります。

投稿: acbe⇔mihana | 2007年11月28日 (水) 17時52分

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