ビクトリア

ハンブルグに行ってきました。 人生で2度目のハンブルグですが、前回も今回もお仕事だったため、観光もできず、駅とバレエスタジオの往復で終わりました。 残念。。weep

 
水辺というのは、なんとなく気持ちがいいものですね。 どこまで行っても川も海も湖見えないところっていうのは、なんだか窮屈です。 少しでも水辺があるだけで、そこに広がりが感じられる気がします。 ハンブルグ、とってもいい所でした。note

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今回の素敵な出会いは、バレエのワガノワメソッド教育者のVictoria Zaripovです。 とにかく素敵でした。 「バレエの先生」と書かなかったのにはわけがあり、本来バレエの先生というのは資格を持っていなければならないものです。 学校の先生が教員資格を持っているように、バレエの先生にも同じことが言えます。 知り合いの子に勉強を教えてあげるだけならば、資格など必要ないけれど、学校の先生になるには資格が要る、それと同じです。 
 
今回は彼女に会いたくての旅でした。 彼女とお話できたことは、大きな刺激となりました。
教育法にもいろいろあるのですが、彼女はワガノワ法。 いわゆるロシア流です。
伝統があるということはすばらしいことだなと思いました。
知っているということと、人にわかるように説明できるというのはまったく別なんだなと、わかってはいたのですが、つくづく感じました。 目から鱗でした。
「段階を追って、わかりやすく説明する」、なんて難しいことなんでしょう・・! 
 
一つ引っかかったのは、彼女の使う「unbegabte kinder(才能のない子供)」という言葉でした。 有名なバレエ学校というのは、それは厳しい入学試験をして、体型も容姿も、才能にいたるまで完璧な子供たちを選びます。 バレエがすきでも、骨格がバレエに向かないだけで入学できません。 「もともと頭のいい子を教える」というのと同じで、教えるのに苦労しないすべてがそろった子を選ぶわけです。 
 
普通の習い事としてのバレエ教室はまたべつです。 いろいろな子が来るわけです。 純粋に楽しむために来る子達です。 なかには、バレエをするのにはむずかしい足の形をしている子もいます、もともと背骨が曲がっている子もいます。 そういう子たちも、上手になる可能性はいっぱいあります。 それを彼女は、「そういう”才能のない子供たち”を教えなければならない先生の苦労は・・・」というふうに始まり、「才能のない子供にはこういうふうに説明し・・」と続く、これにはかなり違和感を感じました。
 
少し意見の違いはありましたが、彼女の持っている知識はすばらしいものでした。
素敵な人との出会いは、新しい自分との出会いでもあるなあと感じました!happy01

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作曲家 山本成宏先生

また一つ素敵な出会いがありました。
作曲家でもあり、指揮者でありと、多才である山本成宏先生にお会いする機会がありました。
お仕事の打ち合わせでウィーンに来られ、お忙しい中、時間を取ってベルリンに立ち寄ってくださいました。 実は、私に会うことがメインだったわけでもなんでもなく、ある方が引き合わせてくださったのですが、素敵な出会いというのはこういうことなんだなあ・・としみじみ思いました。私も仕事があったため、1時間しかお話できませんでしたが、興味深いお話をたくさん聞くことができました。 そして、共感できる所も多く、大変勉強になりました。

物や人を目の前にすると、そこから音があふれ出てくるそうです。 そして、その音をすぐに楽譜に落とすそうです。 そうして作品ができてくるというようなお話を聞き、私のお仕事ともなんだか似ているなあと感じました。 私も、視覚や嗅覚、そういう働きを通して動きがわいてきて、振り付けが出来上がっていきます。 そして、忘れないうちに、自分しか解読できないような絵でメモを取っておきます。 

ところで、私から出されるパワーは、先生の中に「雪女」のイメージをわかせたようです。
和楽器を使った妖艶な雪女の音が、先生の頭の中には、すでにあるようです。
その音を、私たちはまだ耳にすることはできませんが。

一方、「雪女ですね・・」と、ボソッといわれたときから、私の頭の中には「雪女」の舞台照明から衣装まで、いろいろな動きが浮かんでいるのですが、その映像は、先生はまだ見ることができません。bleah

私がその「雪女」を躍る日は来るのでしょうか?confident

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グリシコのトウシューズ

私は他の靴には見向きもせず、グリシコ一筋です。

こちらのバレエシップに行くと、注文せずにすぐに手に入るといえば、「グリシコ」と「フリード」です。 こちらでも需要が多いということでしょうね。 グリシコでもフェッテ、ワガノワはありますが、エリートは注文してもなかなか手に入りません。 日本ではわりと簡単に手に入るのですが。

こちらでも手に入るグリシコですが、日本で購入したものと、こちらで購入したものとではあまりにも違いが多く、どういうこと?? と思ってしまいます。
また、劇場から支給されるグリシコも買ったものとは作りが違います。
これって生産場所が違う、ということなんでしょうね。
一応、メイド・イン・ロシアとなっていますが、結構いろんな所で作られていて、日本で売られているものは、やはり日本人の足に合う様に作ってあるのだと思います。

トウシューズはバレリーナの足であり、高級な消耗品ですね~。

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きっかけ

この仕事を選んだ理由はなんですか?

あるプロゴルファーの方が言いました。

「走らなくてもよいスポーツだったからです。 景色がゆっくり楽しめるスポーツかなと思って。」

確かに。

仕事にバレエを選んだ私も、実は、

「人前に出るわりには、人前で話さなくていいお仕事だから。」

という理由がなきにしもあらずです。

いろいろありますね。

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10年パスポート


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とうとう10年パスポートが切れてしまいました。 あらためて、

あ~ドイツに来て10年なんだなぁ~

と思いました。 10年前、ドイツに来るために申請した10年パスポートには、これからドイツに留学だ!という闘志満々の顔・・ではなく、やたらと不安そうな、普通の私が写っています。 あれから10年かぁ、感慨深いですね。

パスポート切り替えのために、始めてベルリンの領事館へ行きました。
午前中に行き、待ち時間もなく、即手続きし、その日の午後3時には出来上がっているという仕事の速さに、大げさに喜んでしまいました。

仕事が速い、親切、ていねい・・・感動。

ドイツの役所の人々よ、見習っておくれ。


そして、今日、
日本語補習校でのお仕事の最終日でした。
保育士さんに付き、たくさん勉強させていただきました。 お疲れ様でした、と言われたとき、少し寂しい気持ちになりました。 たくさんの子供たちとふれあい、お互い打ち解けたと思ったら、もうお別れです。 できれば、来週もここに来て、子供たちと笑い合えたらいいのに・・と思っちゃいました。

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日本人学校 学園祭

学園祭、文化祭、体育祭というと、紅葉がきれいな時期、秋にするイメージがあるのですが、ドイツで11月といえばもう冬。 最近では雪もちらつきます。

きょう、ベルリン日本人学校の学園祭に呼んでいただきました。 
小・中・高学部、全生徒による劇や歌、バザーなど、一歩校舎に入ると、とっても懐かしい気分になりました。 子供たちの劇を見て、みんなとっても声が大きく、生き生きとしていることに単純に驚きました。 自分と比べるから驚いたのかもしれませんが、マイクも何もなしで、講堂中に一人ひとりの声が響くごとに、すごいな~すごいな~と、ただただ感心しました。 私は昔から人前に出て話すことが苦手で、「もっと大きな声で話さないと聞こえないでしょ!」と怒られるのがお決まりでした。 なので、そういう様子の子が見受けられなかったことに驚きました。 大人の私が、子供に「かっこいいなあ~」という感想を持ってしまいました。

さんざん日本を味わったあと、校舎の扉を開けたら、そこはいつものヨーロッパの町並みで、なんだかパッと夢から覚めたような気持ちになりました。

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フリードリッヒ・シュタットパラスト・ベルリン

ベルリンに住んでもう4年になるのですが、初めてフリードリッヒ・シュタットパラストのショーを見ました。 観光名所であることはもちろんのこと、世界で数本の指に入る美しいラインダンスや、日本から宝塚歌劇団が来たときに、ここで公演を行って、大変盛況だったことでも有名な劇場。

去年の8月から今年の9月までロングランで行われている演目、「Rhythmus Berlin リズムス・ベルリン」。まるでマネキンような、人間離れした美しいダンサーたちが、そろいもそろって歌って踊るさまはすばらしかったです。 今回は、人間を時計の針に見立てた大車輪 、人魚に扮したダンサーの水中バレエ・・と、アクロバットの要素も加え、幅広い客層にうけるような仕掛けが多く見られました。

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遅刻名人

「必ず時間に遅れる人」ってどこの国のもいるものですよね。
私は心配性なため、「時間より異常に早く着く人」なんですが、私みたいな人が「遅刻名人」と待ち合わせをすると、お互い困ってしまいます。

「約束の時間より早くから来て待っていると思うと、気があせってしまうから、できたら遅れてきてくれる?」

遅刻名人から、そういわれました。
・・・こんな頼みごと、初めてされました(笑)

悪気はないのだけれど、どうしても時間通りにこれないこの友人のことを話すとき、皆、

Sie kommt immer punktlich spät.

と言って、しょうがないよね~と笑います。 直訳すると、「時間通り遅れてくる人」、「ちゃ~んといつも遅れてくる人」でしょうか? こんな表現もありなんだね、とおかしく思いました。



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ドイツ人は赤が好き

ドイツ人は赤色が好き、これはたんにイメージではなく、聞いて納得、見て納得です。 ちょっと年配の方の正装によく見られる赤のジャケット、赤のブラウス。 そしてファンキーなおばちゃんによく見られる髪型に、赤のショートカット、あるいは赤メッシュ。

そして、よく言われるのが、「大阪人はヒョウ柄が好き」。
これもイメージかと思いきや、事実。 
私も、以前はそれほど好きでもなかったのですが、最近気がつくと、「赤」「紫」「ヒョウがら」が身の回りに増えてきているんです。 これが「大阪のおばちゃんになってゆく」ということなのか、と実感したわけです。

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赤つながりで、載せちゃいます。
Tomaten

おねえちゃん、2キロ100円でいいよ♪と叩き売られ、買ってしまったトマト。 一人暮らしの2キロはきついです。

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ラディッシュをお酢につけたら、こんなきれいな色になりました。 つけて1時間でもうこんなです。

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侍フィルム

アニメーションを専攻しているドイツ人の友人が、
次の題材になぜだか「サムライ」を選んだらしく、「タイトルを筆で書いてほしい」と電話してきました。 お習字なんて小学校のとき以来していないですし、していたといっても、終わった後に飴が貰えるからという不純な動機で通っていたため、全く上達せず終わったほどで。。
いまさらドイツでお習字をさせられることになるとは。

とはいえ、やってみるとこれが楽しいんです。
紙に向かって一心に字を書いていると、なぜだかとても心が静かになって、落ち着きました。パソコンのせいで、お習字どころか、ペンで物を書くことが少なくなった今、パソコンでは得れない「字を書くことのよさ、楽しさ」を改めて実感しました。 

久々の墨汁のにおい、なんだかいろんなことを思い出しましたよ。

私の努力の作がテレビで流れる日が来るかな??

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